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帝人、ポルトガル企業を傘下 化繊大手、複合材分野での買収相次ぐ

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 化学合繊大手が複合材分野で相次ぎ企業買収に踏み切っている。帝人は22日、自動車向けにガラス繊維複合材の加工部品を手掛けるポルトガルのメーカーを8月初旬に買収したと発表。東レと三菱ケミカルホールディングス(HD)傘下の三菱ケミカルも炭素繊維複合材で買収に動いている。各社とも素材から部品などの“川下”に事業領域を広げ、自動車関連事業を強化する方針だ。

帝人が買収したのはポルトガルのイナパル・プラスティコで、買収額は50億円前後とみられる。ガラス繊維に樹脂を染みこませたシート状の複合材を加工し、軽くて高級感のある自動車用外板などを製造、欧州自動車メーカーに納めている。2017年12月期の売上高は3190万ユーロ(約40億円)。

炭素繊維やガラス繊維の複合材は、軽量で強度が高いのが特徴。環境燃費規制が強化され、軽量化ニーズが高まる中、自動車での採用拡大が見込まれている。帝人は本体で炭素繊維、17年1月に買収した米コンチネンタル・ストラクチュラル・プラスチックス(CSP)でガラス繊維の複合材を手掛けているが、イナパル買収を機に部品や加工の分野を強化する考え。

同日会見した帝人の中石昭夫グループ執行役員は「自動車メーカーと直接、開発やマーケティングに取り組め、将来ニーズも早く把握できる」と効果に期待した。

化学合繊大手では、三菱ケミカルも17年秋に約80億円を投じ、炭素繊維複合材を使った自動車部品を製造するイタリアのC.P.C.に44%を出資。東レも約1200億円を投じ、炭素繊維複合材を手掛けるオランダのテンカーテ・アドバンスト・コンポジット・ホールディングを7月に買収した。テンカーテは航空機向けに強いが、今後は自動車分野への進出も加速する方針だ。

sankeibizから

 

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